「髭脱毛を始めたのに、なかなか髭がポロポロ抜けてこない…」
「ポロ期の髭は抜いてもいいの?」
髭脱毛を終えて、このような不安を感じていませんか。
髭脱毛の効果を実感できる「ポロ期」ですが、その現れ方には個人差があり、ポロ期の有無や時期も人それぞれです。
この記事では、髭脱毛でポロ期が来ない理由から、正しい髭剃りの方法、効果を最大化するコツまで詳しく解説します。
ポロ期にまつわる不安を解消し、効果的にツルすべ肌を目指しましょう。
髭脱毛のポロ期はいつから?

髭脱毛を始めると耳にする「ポロ期」。
これは脱毛効果が現れている証拠ともいえる現象です。
まずはポロ期とは何か、そしていつ頃から始まるのか、基本的な知識を解説します。
そもそも「ポロ期」とは?
ポロ期とは、脱毛の施術によって毛根がダメージを受け、毛がポロッと自然に抜け落ちる期間のことです。
レーザーや光の熱によって毛根組織が破壊された毛は、毛穴の中で浮き上がった状態になります。
その後、肌のターンオーバーとともに押し出され、洗顔や髭剃りの際にポロポロと抜け落ちていきます。
この現象は「ポップアップ現象」とも呼ばれ、特に太くて濃い髭はレーザーが反応しやすいため、ポロ期が分かりやすい部位とされています。
ポロ期はいつから始まる?
ポロ期が始まる時期には個人差がありますが、一般的には施術を受けてから1週間~2週間後くらいに現れることが多いです。
そして、施術後3週間から1ヶ月程度で抜け落ちるのが目安となります。
ただし、脱毛機の種類や出力、個人の毛質や肌質によっても時期は変動します。
初回の施術では、肌への負担を考慮して出力を抑えることがあるため、ポロ期を実感しにくい場合も。
効果が出ていないわけではないので、焦らずに施術を継続することが大切です。
髭脱毛でポロ期が来ない!よくある4つの原因

期待していたポロ期がなかなか来ないと、「脱毛の効果がないのでは?」と不安になるかもしれません。
ポロ期が来ない、あるいは実感しにくい場合には、以下のような原因が考えられます。
レーザーの出力不足
脱毛レーザーの出力が毛根に十分なダメージを与えるレベルに達していない場合、毛が抜け落ちる「ポロ期」が来ないことがあります。
痛みに敏感な方や肌が弱い方は、安全を考慮して出力を下げて施術することもあるからです。
もし何度か施術を重ねてもポロ期がまったく来ない、効果を実感できないという場合は、肌の状態を見ながら出力を調整してもらうことを検討しましょう。
照射のタイミングと毛周期のズレ
脱毛は、毛が生え変わるサイクルである「毛周期」の中で、「成長期」にある毛にしか効果を発揮しません。
毛周期には「成長期」「退行期」「休止期」の3つの段階があり、レーザーが反応するのはメラニン色素が濃く、毛根としっかり結びついている成長期の毛だけなのです。
施術時に退行期や休止期だった毛にはレーザーが十分に反応しないため、ポロ期は訪れません。
すべての毛が一度に成長期になるわけではないため、毛周期に合わせて複数回、定期的に施術を受けることが必要です。
日焼けした肌や色素の薄い毛
脱毛レーザーは毛の黒い色素(メラニン)に反応して熱を発生させます。
日焼けして肌が黒くなっていると、レーザーが肌のメラニンにも反応して火傷のリスクが高まります。
安全のために出力を下げざるを得なくなり、結果としてポロ期が来にくくなるのです。
また、同様の理由で、メラニン色素が少ない産毛や白髪にはレーザーが反応しにくく、十分な効果が得られない場合があります。
脱毛後のアフターケア不足
脱毛後の肌は、レーザーの熱によって水分が奪われ、非常に乾燥しやすくデリケートな状態。
この時期に保湿などのアフターケアを怠ると、肌のバリア機能が低下し、ターンオーバーが乱れてしまうことがあります。
肌のターンオーバーが正常に行われないと、ダメージを受けた毛がスムーズに排出されず、ポロ期が遅れたり、分かりにくくなったりする原因になります。
髭脱毛のポロ期に抜くのは厳禁!正しい髭剃り方法とは

ポロ期になると、中途半端に浮き上がった髭が気になって、つい抜きたくなってしまうことも。
しかし、無理に髭を抜くことは肌トラブルや脱毛効果の低下につながるため、絶対に避けましょう!
ここでは、ポロ期の髭を抜いてはいけない理由と、肌に優しい正しい髭剃り方法を解説します。
ポロ期の髭を抜くのがNGな理由
ポロ期の髭を毛抜きなどで無理に抜いてしまうと、さまざまなリスクが生じます。
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ポロ期の髭が気になってつい抜きたくなっても、自然に抜け落ちるのを待つか、シェーバーで優しく剃るようにしましょう。
ポロ期の正しい髭剃り方法
ポロ期に気になる髭は、「剃る」のが正しい対処法です。
ただし、脱毛後の肌は非常にデリケートなため、できるだけ負担をかけない方法で行いましょう。
電動シェーバーの使用がおすすめ
自己処理には、肌への負担が少ない電動シェーバーの使用がおすすめ。
カミソリは刃が直接肌に当たるため、乾燥や肌荒れの原因になります。
電動シェーバーは、刃が直接肌に触れにくい構造になっているため、ダメージを最小限に抑えられますよ。
シェービング剤でしっかり保護
髭を剃る際は、シェービングジェルやフォームを使用しましょう。
シェービング剤は、刃の滑りを良くし、肌への摩擦を軽減してくれます。肌への負担をかけずに剃ることができますよ。
髭の流れに沿ってやさしく剃る
髭を剃るときは、毛の流れに沿って剃るのが基本。
力を入れず、電動シェーバーを肌の上で優しく滑らせるように剃ることがポイントです。
逆剃りは深剃りできますが、肌への負担が大きく、毛穴を傷つける原因になります。
髭脱毛のポロ期をサポートするアフターケア

脱毛後の肌は熱によるダメージを受け、乾燥しやすく敏感な状態に。
脱毛の効果を最大限に引き出し、健やかな肌を保つためには、施術後のアフターケアが重要です。
ここでは、ポロ期をスムーズに迎え、肌トラブルを防ぐための3つのアフターケアについて解説します。
しっかり保湿する
脱毛施術後の肌は、レーザーの熱によって水分が奪われ、乾燥しやすい状態です。
肌が乾燥すると赤みやかゆみなどの肌トラブルが起きやすくなるだけでなく、肌が硬くなり脱毛効果が低下する可能性もあります。
洗顔後は、化粧水でたっぷりと水分を補給し、乳液やクリームなどの油分を含むアイテムで水分が蒸発しないように蓋をしましょう。
紫外線対策を欠かさない
脱毛後の肌は、バリア機能が低下しているため、この時期に紫外線を浴びると、シミや色素沈着の原因になるだけでなく、肌に炎症が起きてしまうこともあります。
外出する際は、日焼け止めを塗る、帽子や日傘を利用するなど、紫外線対策を徹底しましょう。
日焼けをしてしまうと、次回の施術時に火傷のリスクが高まるため、出力を下げたり、場合によっては施術を断られたりする可能性もあります。
血行が良くなる行動は避ける
施術当日は、体温を上昇させる行動は避けるようにしましょう。
飲酒や激しい運動、長時間の入浴やサウナは血行を促進し、体温を上昇させます。
脱毛後の肌は内部に熱がこもっているため、さらに体温が上がると、赤みやかゆみ、炎症が悪化する可能性があるので注意が必要です。
髭脱毛のポロ期に関する相談もできる!おすすめクリニック3選

ここでは、ポロ期に関する相談もしやすい、おすすめのクリニックを3つ紹介します。
カウンセリングが充実していたり、アフターケアに力を入れていたりするクリニックを選ぶことで、安心して施術を進められますよ。
エステティックTBC(メンズ)
エステティックTBC(メンズ)は、男性向けヒゲ脱毛専門のサービスを展開しているエステサロンです。
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施術前の無料カウンセリング・肌チェックに加え、コース終了後に効果チェックのカウンセリングも。
衛生管理や痛み対策にも配慮しています。
メンズクリア

出典:メンズクリア
メンズクリアは、男性向けヒゲ脱毛を中心に提供しているクリニックです。
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追加料金ナシ、途中解約や返金対応も可能で安心して受けられます。
キャンペーンや割引制度でお得に利用できる場合も。
メンズリゼクリニック

出典:メンズリゼ
メンズリゼは開院から12年、全国に27の直営店がある男性専門の医療脱毛クリニックです。
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料金は部位や回数により多数あり、コース終了後も都度払いで追加照射が可能。
永久脱毛に特化し、鼻毛や耳毛など広範囲施術も行っています。
【まとめ】髭脱毛のポロ期を理解して理想の肌へ!

ポロ期は、脱毛効果が順調に現れている証拠であり、一般的に施術後1~2週間で始まります。
もしポロ期が来なくても、レーザーの出力不足や毛周期のタイミングなど、さまざまな原因が考えられるため、過度に心配する必要はありません。
不安な場合は、通っているクリニックに相談してみましょう。
また、ポロ期に気になる髭は無理に抜かないことが大切です。
毛抜きでの処理は肌トラブルや脱毛効果の低下を招くため、肌に優しい電動シェーバーで処理しましょう。
日々の保湿と紫外線対策も忘れずに。
ポロ期に関する正しい知識を身につけ、適切なケアを続けて理想の肌を実現してくださいね。


