脱毛知識

脱毛後に起きうる肌トラブル5つ!リスクと対処法について

2022年4月21日

脱毛後に起きうる肌トラブル5つ!リスクと対処法について

今回は脱毛施術を受けた後に起こる可能性のある肌トラブルについてです。

一般的には脱毛機の出力が強いレーザーを使う医療脱毛の方がサロン脱毛よりも肌トラブルは起きやすいと言われていますが、光脱毛でもリスクはゼロではありません。

肌荒れの原因や対処法を知って、万が一に備えておくと安心して脱毛に通うことができます。

他人事だと思わずに、脱毛に通っている方やこれから脱毛しようと思っている方は一度目を通しておいてくださいね。

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脱毛で起きうる5つの肌トラブルとその原因

脱毛後の肌荒れに悩む女性のイメージ画像
脱毛で起きうる主な肌トラブルは以下の5つです。

  • 赤み・ヒリヒリ感
  • やけど
  • 毛嚢炎
  • 硬毛化
  • 色素沈着

一つずつ詳しい症状と原因を見ていきましょう。

赤み・ヒリヒリ感

脱毛後の赤み・ヒリヒリ感はもっとも起こりやすく、また、脱毛サロンの光脱毛であっても起きる可能性の高い症状です。

原因は照射パワーが強すぎたり、敏感肌、乾燥肌、日焼け肌に照射することなどによります。

やけどまではいっていませんが皮膚が軽い熱傷を起こしている状態なので、肌を冷やしたり、医療脱毛ならクリニックからもらった炎症止めの塗り薬を使用することでおさまります。

やけど

赤み・ヒリヒリ感が長く続く場合や、火照り・かゆみなどの症状が出た場合はやけどを負っている可能性があります。

これは永久脱毛で毛根を熱破壊するために強力なパワーの医療レーザーを使うためです。他にも照射前のムダ毛処理が甘く毛が残っているまま照射した、極度に日焼けや乾燥をしていた、脱毛前後に飲酒したなどの原因で起こり得ます。

脱毛後のやけどは熱い鍋などを触ったときのやけどと違い、痛みが少なく水ぶくれができたりしないので気づきにくいことが多いようです。

毛嚢炎

毛嚢炎(もうのうえん)とは毛穴に細菌が入り炎症を起こし、ニキビが出来たような状態になることです。毛包炎(もうほうえん)とも呼ばれます。

原因は脱毛の照射によって肌のバリア機能が低下し、細菌を毛穴に入れてしまうこと。デリケートゾーンや背中など汗をかきやすい部位で起こりやすいです。

痛みや痒みはなく、基本的には1~2週間で自然治癒します。

→これって毛嚢炎?ニキビ?見分け方を解説!

硬毛化

硬毛化(こうもうか)とは脱毛後に以前よりも毛が太くなってしまう現象です。多毛化・増毛化とも呼ばれます。

原因ははっきりと解明されていませんが、一説では光やレーザーを照射した際に発毛組織が破壊されるどころか活発化してしまうことが原因だと言われています。

つまり脱毛機の照射パワーが弱かったり、肌状態が悪くきちんと熱ダメージが毛根に届かなかった場合に硬毛化が起きる可能性があります。

→硬毛化になりやすい人とは?対処方法も解説!

色素沈着

脱毛後の肌にシミのような色が残ることを色素沈着と言います。施術を受けてから1ヶ月程度残ることがあります。

色素沈着は肌がこすれたり、日焼けしたりなど、肌に負担が加わることが原因で起こりますが、たいていは自然に消えます。

ただ、国民生活センターでは「医療脱毛後にひざ下がやけどのように腫れ、そのまま傷痕のように色素沈着が残ってしまった」という事例も報告されており、合併症として発生するリスクもあります。

肌トラブルの原因ごとの対処方法

脱毛後の肌トラブルの対処法を実践する女性のイメージ画像
脱毛後の5つのリスクについて説明しましたが、起こる理由が分かれば自ずと回避する方法も分かるというもの。

原因ごとに対処法を見ていきます。

照射パワーが強すぎる

赤み・ヒリヒリ感、やけど、やけど等による色素沈着、毛嚢炎といった肌トラブルは脱毛後の照射パワーが強すぎるせいで起こり得ます。

対処法としては、肌の弱い方・敏感肌の方は事前にクリニックに伝えて照射パワーを抑えてもらう、レーザー脱毛が合わないなら比較的パワーの弱いエステ脱毛に切り替えるなどの方法があります。

照射パワーが弱すぎる

硬毛化ははっきりとした原因は解明されていませんが照射パワーが弱いせいで起こる可能性があるとされています。

メカニズムが解明されていない以上予防は難しいのですが、硬毛化してしまった際の対処法としては、追加照射する、エステ脱毛からパワーの強い医療脱毛に切り替える、光を使わないニードル脱毛に切り替えるなどの方法があります。

日焼けしている

赤み・ヒリヒリ感、やけどなどの肌トラブルは日焼け肌に照射することにより起こり得ます。

対処法としては、日焼けをしない(脱毛に通っている期間中は普段から日焼け止めクリームを塗ったり日傘をさす)、日焼け肌に影響の少ない蓄熱式脱毛に切り替えるなどの方法があります。

蓄熱式脱毛とは発毛組織そのものではなく発毛組織に指令を出しているバルジ細胞をターゲットとした新しい脱毛方式のこと。「SHR脱毛」と呼ばれエステ脱毛でも医療脱毛でも普及しています。

→医療脱毛の蓄熱式脱毛とは?熱破壊式との違いを解説!

肌が乾燥している

赤み・ヒリヒリ感、やけどなどの肌トラブルは肌が乾燥していることにより起こり得ます。

対処法としては、しっかり保湿することに限ります。照射前後はとくに入念に保湿ケアをおこなってください。

→脱毛後の保湿ケア!なぜ・いつから・何を塗る?正しいお手入れについて

自己処理ができていなかった

赤み・ヒリヒリ感、やけどなどの肌トラブルは自己処理がきちんと出来ていなかったことにより起こり得ます。

医療脱毛・エステ脱毛ともに、毛の黒色(メラニン色素)に光を反応させて毛根にダメージを与える仕組みで脱毛しています。そのためムダ毛処理が甘く皮膚表面に毛が残ってしまっているとその毛に光が反応してしまい、トラブルの原因となるのです。

対処法としては、きちんと自己処理するしかありません。カミソリが当てにくい箇所は顔用の電気シェーバーを使うなど念入りにお手入れして脱毛に臨みましょう。

脱毛前後に飲酒・運動・入浴した

赤み・ヒリヒリ感、やけど、毛嚢炎などの肌トラブルは脱毛前後に飲酒・運動・入浴することにより起こり得ます。

飲酒・運動・入浴をすると血流が良くなりかゆみなどを感じやすくなったり、汗をかいて皮膚の上で雑菌が繁殖し毛穴から体内に入り込むからです。

対処法としては、脱毛前後は飲酒・運動・入浴をしないというルールを守ることです。

→脱毛後の飲酒はいつからOK?

→脱毛後の激しい運動はいつからOK?

→脱毛後の入浴はいつからOK?

【一覧表付き】まとめ

脱毛後に起きる可能性のある肌トラブルと、その原因、対処方法について解説しましたので表にまとめます。

肌トラブル症状原因対処法
赤み・ヒリヒリ感皮膚が赤くなったり、ヒリヒリする ・照射パワーが強すぎる
・敏感肌
・乾燥肌
・日焼け肌
・クリニックに言って照射パワーを下げてもらう
・医療脱毛からエステ脱毛に切り替える
やけど火照りやかゆみがある(通常の火傷のように痛みや水ぶくれはない) ・照射パワーが強すぎる
・ムダ毛処理が甘い
・極度に日焼けしている
・極度に乾燥している
・脱毛前後に飲酒した
・クリニックに言って照射パワーを下げてもらう
・医療脱毛からエステ脱毛に切り替える
・ムダ毛処理を念入りに行う
・日焼けしない
・保湿ケアの徹底
・脱毛前後は飲酒しない
毛嚢炎ニキビのような赤いブツブツや白い膨らみが出来る照射によって肌のバリア機能が低下し細菌が毛穴に入り込むため ・保湿ケアの徹底
・肌を清潔に保つ
硬毛化脱毛前よりも毛が太く濃くなってしまう不明だが照射パワーが弱いせいで起こると言われている ・追加照射する
・エステ脱毛から医療脱毛に切り替える
・ニードル脱毛に切り替える
色素沈着シミのような色が皮膚に残る摩擦や日焼けやけど等の合併症で起こることがあるのでやけどの対処法と同じ

事前に脱毛のリスクや対処方法を知ることで安心して脱毛に通うことができますし、もし肌荒れが起きたときも焦らずに済みます。

万が一のときに保証やアフターサービスがしっかりしている医療脱毛クリニックや脱毛サロンを選ぶと安心ですね。

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